WinSCPでよく使うコマンド一覧
掲載日:2021年4月16日
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概要
WinSCPでよく使うコマンドについてです。WinSCPのコマンドでどんなことが出来るかの参考になればと思います。よく使うコマンドだけではなく、他のコマンドも知りたい方は以下のサイトを見てみてください。
https://ja.osdn.net/projects/winscp/wiki/script_commands
1. よく使うコマンド
1-1. open
接続コマンドです。よく使うというより、WinSCPのコマンドで初めに必ず実行されるコマンドです。
「open ユーザ名:パスワード@IPアドレス」で実行されます。
鍵認証でログインするサーバも多いと思いますが、そういった時はprivatekeyオプションが必要になります。
1-2. get
ファイルを取得するコマンドです。
「get 取得ファイル 格納先フォルダ」で実行できます。
deleteオプションで転送後にダウンロードしたリモートファイルの削除も可能です。
1-3. put
ファイルを格納するコマンドです。
「put 格納ファイル 格納先フォルダ」で実行できます。
こちらもgetコマンドと同様にdeleteオプションで転送後にローカルディレクトリからアップロードしたファイルの削除も可能です。
1-4. mkdir
ディレクトリ作成コマンドです。
「mkdir ディレクトリ名」で実行できます。
1-5. call
リモート側でシェルコマンドを実行するコマンドです。
「call コマンド」で実行できます。
このコマンドにより、リモートサーバのシェルを呼び出すことが出来るので、WinSCPコマンドで用意されていないコマンドでもリモートサーバのシェルで実装してしまうことも可能です。
2. まとめ
WinSCPでどんなコマンドが良く使われるか紹介しました。今回紹介したコマンドなどによりWinSCPの操作の自動化が可能です。実際にツールも作って見たので、以下のページも参考にしてみてください。
WinSCPコマンドを使ったファイル自動ダウンロード、自動アップロードツールの作り方
最後までご覧いただきありがとうございました。