VBA(Excelマクロ)の使い方 ~超初心者向け~
掲載日:2021年1月31日
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概要
初めてVBA(Excelマクロ)を使う人向けの内容となります。VBAとはMicrosoftのOfficeシリーズである、WordやExcelに搭載されているプログラミング言語となります。全くVBAを触ったことが無い人向けに使い方を説明したいと思います。
目次
- VBA(Excelマクロ)の使い方
- 1-1. エクセルファイルを開く
- 1-2. プログラミング画面の起動
- 1-3. プログラミングを記入する準備
- 1-4. 「Module1」をクリック
- 1-5. プログラムの記入
- 1-6. プログラムの実行
- 補足
- まとめ
1. VBA(Excelマクロ)の使い方
ExcelマクロとはExcelを使ったプログラミングとなります。プログラミングと聞くとかなりハードルが高いと感じると思いますが、意外とやってみると簡単です。論より証拠で、実際に簡単なプログラミングをしてみましょう。
1-1. エクセルファイルを開く
まずは、エクセルファイルを起動します。
1-2. プログラミング画面の起動
「Alt+F11」を押して、プログラミング画面を起動します。
1-3. プログラミングを記入する準備
プログラミングを記入する準備として、「Microsoft Excel Objects」で右クリックを押して「挿入」⇒「標準モジュール」をクリックします。
1-4. 「Module1」をクリック
「Module1」をクリックします。
1-5. プログラムの記入
右上の個所に以下の内容を記述します
Option Explicit
Sub test()
ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(1, 1).Value = 1
End Sub
1-6. プログラムの実行
エクセルの画面に戻って「Alt+F8」を押します。実行を押すと、セルのA1に「1」と表示されます。
2. 補足
以上でプログラミング完了です。知らずにプログラミングという言葉だけ聞くと難しく感じると思いますが、上記が実行出来た人は既にプログラマーです!
プログラミングする時は1-5のプログラミングの内容を変えるだけで、1-5以外は定型的な作業なので同じとなります。
簡単に今回作成した1-5についても説明したいと思います。以下の内容を記述してもらったと思います。
Option Explicit
Sub test()
ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(1, 1).Value = 1
End Sub
「ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(1, 1).Value = 1 」以外は特に気にしなくても大丈夫です。実際にプログラムとして実行される処理は「Sub test()」と「End Sub 」の間に書かれた処理の「ThisWorkbook.Worksheets(1).Cells(1, 1).Value = 1 」となります。英語を直訳すれば内容が分かると思いますが「このワークブック(プログラムを書くために開いたエクセルファイル)のワークシートの1ページ目のセル1行目1列目の値に1を入れる」といったプログラムとなります。先程の結果でセルのA1(1行目1列目)に「1」と表示されたのはこのプログラムが実行されたためです。
3. まとめ
以上がVBA(エクセルマクロ)の使い方となります。初めてVBAに触る人は導入のご参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。